大阪文化賞

1966年度(昭和41年) 大阪文化賞受賞者

鶴岡一人(つるおか かずんど)
鶴岡一人
  • 分野
    野球
  • 受賞理由
    大学時代から名内野手として知られ、昭和14年から今日まで、終始大阪に拠をおく南海球団にあって野球技術の向上と関西野球界の進展に尽している。
    昨年6月には同一球団・同一監督による1,500勝という前人未踏の輝かしい記録をあげ、健全娯楽としての野球の声価を高める上に資するところ大きい。
    独特の野球精神を鼓吹して大阪人好みのねばりあるチームをつくり上げ、野球を通じてスポーツ精神の高揚と体育の振興に貢献している。

1966年度(昭和41年) 大阪文化賞受賞者

本田良寛(ほんだ よしひろ)
本田良寛
  • 分野
    医療活動
  • 受賞理由
    愛隣地区の診療所に常勤医師のないことを知ってその任にとびこみ、物心ともに恵まれぬ人々のため採算を度外視した献身的な医療活動をつづけている。そのため地区の病患者は目に見えて減少し、厚生の実をあげて環境衛生の向上に資するところ大きい。
    また、長年にわたって各種の衛生実態調査を断続的に実施して、疾病の社会医学的解明に貴重な手がかりをもたらし、公衆衛生学の進展に顕著な業績をあげている。

1966年度(昭和41年) 大阪芸術賞受賞者

長谷川幸延(はせがわ こうえん)
長谷川幸延
  • 分野
    文芸
  • 受賞理由
    19才のとき処女作を発表していらい、長年にわたって小説・劇作・随筆など文芸の広い分野に活躍し、大阪に生まれ、大阪に育った豊富な知識と体験をもとに、郷土の人情・風俗に題材をとったすぐれた作品を発表している。
    その作風は、一口にいって庶民的で人情味あふれる点に独特の深い味わいがあり、多くの読者に愛好され、また舞台でもしばしば上演されて大阪文化の普及と関西文芸界の興隆に寄与するところ大きい。

1966年度(昭和41年) 大阪芸術賞受賞者

松下眞一(まつした しんいち)
松下眞一
  • 分野
    作曲
  • 受賞理由
    数学者であると同時に作曲家としても著名で、現代音楽の分野に斬新な作品をあいついで発表している。
    欧米各国の音楽祭での受賞も多く、昨年の新作「七つの楽器のための壁画」はわが国に先立ってベルリンフィルで演奏されるなど、とくに海外で高い声価を得ている。
    「大阪の秋」国際現代音楽祭では企画者として創設に中心的役割を果し、放送の面でも作曲活動を続けて現代音楽の大衆化と音楽文化の振興に大きな業績をあげている。

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