大阪文化賞

1968年度(昭和43年) 大阪文化賞受賞者

阿部孝次郎(あべ こうじろう)
阿部孝次郎
  • 分野
    文化振興
  • 受賞理由
    関西経済の基幹産業といわれる綿業の振興に尽力する一方、経済と教育文化の均衡ある発展にも常に心をくばって、産業教育の普及・学術研究への助成・教育機関の充実などに指導的な役割をはたした。
    また、世界的著名な中国書画のコレクションを大阪市立美術館に寄贈したのをはじめ、近畿文化古蹟保存協議会を結成して財界に文化財愛護の世論を喚起するなど、文化の各般にわたってその進展に寄与した。

1968年度(昭和43年) 大阪文化賞受賞者

中村祐吉(なかむら ゆうきち)
中村祐吉
  • 分野
    文化振興
  • 受賞理由
    大阪府立図書館長として天王寺分館の設置、近松文庫の創設など府民の教養向上に努めるかたわら、文芸懇話会などを通じて大阪文化人の融和一体化に尽力、また郷土芸術文楽の危機に際してその保護育成に貢献した。
    英文学者としても特筆すべき翻訳のかずかずがあり、英詩人ブランデン氏を招いて海外文化との交流をはかるなど、幅ひろく大阪における文化の振興に寄与した。

1968年度(昭和43年) 大阪芸術賞受賞者

花柳有洸(はなやぎ ゆうこう)
花柳有洸
  • 本名:塩間純子
  • 分野
    日本舞踊
  • 受賞理由
    大阪に生まれ、大阪に育った女流舞踊家として、とくに創作舞踊に意欲的な活躍を示している。その作品は、古典舞踊の技法をふまえた上に現代人の心情を感性豊かに表現したもので、伝統芸術を現代に生かす試みとして大きな声価を得ている。
    また、日本歌劇団(もと大阪松竹歌劇団)や宝塚歌劇団の振付を指導して群舞に新生面をひらき、舞踊の大衆化・平明化にすぐれた業績をあげている。

1968年度(昭和43年) 大阪芸術賞受賞者

花登筺(はなと こばこ)
花登筺
  • 本名:花登善之助
  • 分野
    劇作
  • 受賞理由
    テレビから舞台にいたるあらゆる劇作の分野で多彩な創作活動を続け、伝統的な上方喜劇の衣鉢をついて大衆に愛好される秀作をあいついで発表している。
    最近は大阪の地名を冠した一連の作品で、市井の片隅に生きる大阪人の根性と人情味を興趣味豊に描いて好評を博しているが、テレビに代表される戦後の新しい分野での上方喜劇の開拓者として、演劇界、文芸界に大きな業績をあげている。

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