大阪文化賞

1975年度(昭和50年) 大阪文化賞受賞者

中村廣三(なかむら ひろぞう)
栗本順三
  • 分野
    体育振興
  • 受賞理由
    昭和12年日本相撲協会東西会の設立に尽力、23年本場所を誘致して大阪における国技の紹介と普及に寄与するなど、30余年間、角界の興隆と発展に貢献しているが、単なる力士の後援会的役割にとどまらず、ひろくアマチュアスポーツとしての相撲道の啓発をはかるため、清風会相撲道場を開設、学生・社会人相撲の普及指導にあたるほか、各種スポーツ団体の役員として、各方面にスポーツマンシップの生活姿勢を説き続けている。

1975年度(昭和50年) 大阪文化賞受賞者

黒羽兵治郎(くろは ひょうじろう)
黒羽兵治郎
  • 分野
    郷土史
  • 受賞理由
    大阪を中心とした経済史、郷土史の研究につとめ、故魚澄惣五郎氏とともに大阪研究の第一人者として知られている。
    特に近世交通史の研究は高く評価されているが、何にもまして郷土史の分野における活躍が著しい。
    地方史の監修、執筆という地味な仕事に情熱を傾け、成果は大阪編年史、大阪百年史、明治大正大阪市史、枚方市史、布施市史など枚挙にいとまがない。
    大阪府立大学名誉教授。大阪経済大学教授兼日本経済史研究所長。

1975年度(昭和50年) 大阪芸術賞受賞者

松井正(まつい しょう)
松井正
  • 本名:松井正一
  • 分野
    洋画
  • 受賞理由
    大正13年信濃橋洋画研究所に入り小出楢重氏に師事。昭和2年二科展に初入選。
    12年箕面を画いた大作「瓦焼風景」が大阪画壇初の特選となった。以来、確かなデッサンにもとずく写実派画家として活躍し、42年フランスのサロン・ドートンヌに招待出品したほか、アメリカやアフリカ各地を歩いて国際的にも幅広く活躍する関西画壇の重鎮である。
    制作活動のかたわら大学・研究所などで後進の育成にも尽力。
    現在大阪芸術大学美術科長。

1975年度(昭和50年) 大阪芸術賞受賞者

藤山寛美(ふじやま かんび)
藤山寛美
  • 本名:稲垣寛治
  • 分野
    喜劇
  • 受賞理由
    幼時から役者根性と上方喜劇の真髄を身につけ、のち松竹新喜劇の中心的存在として、天外・十吾の業績を継承しながら、大衆娯楽に徹した情感豊かな演技で多くの名舞台を生んだ。
    常に大衆の笑いに対する要求を敏感にとらえ、昭和41年11月から連続100カ月公演の偉業を達成し、狂言のリクエスト形式を試みるなど、大阪に根をおろした喜劇の発展へ情熱をもやし続け、大阪・東京をはじめ各地に精力的な舞台活動を展開している。

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