大阪文化賞

1978年度(昭和53年) 大阪文化賞受賞者

野口幸助(のぐち こうすけ)
野口幸助
  • 分野
    音楽振興
  • 受賞理由
    音楽マネージャーとしてクラシック音楽の大衆化とオペラ運動に努めるとともに、関西交響楽協会の理事・事務局長として大阪フィルハーモニー交響楽団の発展に尽している。
    他方、20数年前にわが国の伝統音楽である箏曲とオーケストラの協奏という実験的な試みに成功した。日本万国博覧会の開催に際しても尽力するとともに、大阪市ユースオーケストラの専務理事として青少年の情操教育にも力を注ぐなど音楽文化の普及に貢献している。

1978年度(昭和53年) 大阪文化賞受賞者

牧村史陽(まきむら しよう)
牧村史陽
  • 分野
    郷土史
  • 受賞理由
    少年時代から、歌舞伎、文楽に接するうち郷土の史跡に興味を持ち、調査探訪を重ねるなかで、独学によって郷土史の研究にうちこみ、綿密な実地調査と記録作成、文献との対比によって後世に残る著述を数多く世に出す。
    その研究対象は、大阪の民俗、言語、歴史地理、歌舞伎、文楽などと幅広く、大阪の姿をあらゆる角度から深く解明し、伝統ある大阪文化を庶民の立場から、多年にわたって紹介し続けるその功績は大きい。

1978年度(昭和53年) 大阪芸術賞受賞者

直原玉青(じきはら ぎょくせい)
直原玉青
  • 本名:直原正
  • 分野
    日本画
  • 受賞理由
    日本南画院の設立に参画し、要職につくかたわら、自らも青玲社を創設して南画の振興に努め、日本画壇の興隆に多大の貢献をなした。
    帝展日展16回の入選に輝くなど研鑽に励み、詩文をよくし、禅門に入り、詩画禅一如の画風を築く。散失していた「禅の牧牛図」を再現し海外へも紹介、また海外展を通じて国際交流に尽す。
    南画の入門から専門書まで著書も多く、また公的施設に多数の作品を寄贈し、公益に尽すなどその功績は大である。

1978年度(昭和53年) 大阪芸術賞受賞者

三世 桂米朝(かつら べいちょう)
三世 桂米朝
  • 本名:中川清
  • 大正14年生まれ
  • 分野
    落語
  • 受賞理由
    戦後の復興期に既に上方落語界の有望な若手として嘱望されていたが、不断の努力と豊かな素養を生かして上方落語の継承者として高く評価されるにいたった。
    昭和38年度芸術祭文部大臣奨励賞受賞以来数々の賞に輝いているが、これに甘んじることなく古典落語の現代的表現に努め、新たな境地を目指している。
    また、テレビを中心とするマスコミを通しての活躍により、落語本来の庶民性を回復し、上方落語の普及と発展に著しく寄与した。

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