大阪文化賞

1979年度(昭和54年) 大阪文化賞受賞者

松井正三(まつい しょうぞう)
松井正三
  • 分野
    舞台装置
  • 受賞理由
    少年時代に歌舞伎関係の見習いとなり、勝寅助の指導を受けて歌舞伎舞台の約束と複雑な仕掛けを習得するとともに、永年の経験を生かして数々の改良を試みるなど、優れた手腕を発揮して舞台効果を高めている。
    近年舞台係を志望する人が少ない中で、優秀な後継者を育成するかたわら、伝統の手法を記録にとどめるなど、高齢の今も歌舞伎の狂言方として第一線で活躍し、上方歌舞伎の振興と発展に尽した功績は大きい。

1979年度(昭和54年) 大阪文化賞受賞者

三宅忠一(みやけ ちゅういち)
三宅忠一
  • 分野
    工芸振興
  • 受賞理由
    大正13年以来各地で民芸運動を展開したが、戦後大阪に日本工芸館、日本民芸協団を設立して工芸の振興を図るとともに、日本復帰後の沖繩の民芸振興にも尽力するなど、わが国の伝統的工芸品産業の振興に大きく寄与した。
    また、「伝統的工芸品産業の振興に関する法律」の制定に尽力し、現在も伝統的工芸品産業審議会委員、同指定部会委員として活躍中であり、その多年にわたる工芸の振興と発展に尽力した功績は多大である。

1979年度(昭和54年) 大阪芸術賞受賞者

四世 竹本越路大夫(たけもとこしじだゆう)
四世 竹本越路大夫
  • 本名:小出清
  • 分野
    文楽
  • 受賞理由
    幼くして二世豊竹古靱太夫(後の豊竹山城小掾)の門に入り、斯道に研鑽を重ね、後に二世野澤喜左衛門を相三味線に迎えてその薫陶を受け、昭和49年重要無形文化財人形浄瑠璃文楽太夫(人間国宝)に認定された。
    時代物を得意とするが、世話物にも淑やかさと格調を秘め、義太夫節の真髄をよく今日に伝えている。また、文楽太夫の第一人者として後進の育成にも尽力するほか、海外公演にも参加し、国際文化交流にも貢献している。

1979年度(昭和54年) 大阪芸術賞受賞者

辻井市太郎(つじい いちたろう)
辻井市太郎
  • 分野
    吹奏楽
  • 受賞理由
    学生時代より旧陸軍の第四師団軍楽隊長故小畠賢八郎に師事して音楽理論及び作曲法を学び、永年にわたって大阪市音楽団に勤務し演奏者、指揮者として活躍するかたわら、抒情組曲「郷土」など吹奏楽のためのオリジナル曲の作曲や、「全国選抜高校野球大会入場行進曲」の編曲など、数多くの作曲や編曲を手懸け、吹奏楽の芸術性を高めた。
    また、学校職域等においてアマチュアバンドの指導を行い関西の吹奏楽の育成と興隆に貢献している。

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