大阪文化賞

1980年度(昭和55年) 大阪文化賞受賞者

梶原三郎(かじわら さぶろう)
梶原三郎
  • 分野
    衛生学
  • 受賞理由
    地味な労働安全衛生学の分野にあって、戦前から真摯に研究を続けるかたわら、劣悪な工場の環境改善と労働安全衛生問題に関する世論を高め、その道の先覚者として多くの後進を育成した功績は大きい。
    今日もなおこの道の最高権威者として第一線にあり、関西の労働安全、衛生、公害関係学会で活躍するかたわら公害問題の解決にも情熱を燃やして取り組んでいる姿勢は高く評価されている。

1980年度(昭和55年) 大阪文化賞受賞者

阪本平一郎(よしだ つねお)
阪本平一郎
  • 分野
    郷土史
  • 受賞理由
    郷土史の研究家として、すぐれた業績をあげているが、なかでも宮本又次氏との共書「大阪菊屋町宗旨人別帳」を執筆するにあたって、多額の私費を投入し、全7卷を刊行した。この著書を通じて、郷土大阪の史的考証に大きな業績をあげた。
    又府下の農業並びに農村実態調査に従事し国連の技術援助による阪神都市圏調査には、日本側委員として活躍するなど、農業の発展と振興に果たした功績は大きい。

1980年度(昭和55年) 大阪芸術賞受賞者

岩宮武二(いわみや たけじ)
岩宮武二
  • 分野
    写真
  • 受賞理由
    今や日本を代表する写真家として、数多くの個展や出版活動を続けている。
    特に、日本の伝統美を深く追求し近畿地方の古文化財の美を世界に紹介した功績は大きい。ユネスコの委嘱による「仏像のイメージ」の撮影活動は、面目躍如たるものがあった。
    現在もアジア諸国と西欧諸国との文化比較論を写真を通して表現するなど、写真技術の向上と普及に意欲的に取り組んでいる。

1980年度(昭和55年) 大阪芸術賞受賞者

山村たか(やまむら たか)
山村たか
  • 本名:山中タカ
  • 分野
    上方舞
  • 受賞理由
    新町家山村二代目山村友五郎の高弟山村春の教えを幼時から受け、その伝統を正しく体得し、生来の芸熱心から優れた技芸を若年から披露してきた。その芸は、能の所作をとり入れた舞が中心で、他流にはない華麗な芸風を特色としている。
    「ゆかりの月」「ぐち」「閨の扇」「淀川」「名古屋帯」などにその本領を発揮している。
    現在なお情熱を傾注して後進の指導と、上方舞の普及、発展に大きく貢献している。

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