大阪文化賞

1995年度(平成7年) 大阪文化賞受賞者

岡田文江(おかだふみえ)
岡田文江
  • 分野
    演劇振興
  • 受賞理由
    戦後の混迷が続く時期から、演劇観賞運動を提唱し、勤労者演劇協会(現大阪勤労者演劇協会)を組織して、演劇界に新時代を画した。
    同協会が昭和24年から毎月実施している定例観賞会は、劇団の上演機会を安定的に確保するとともに、演ずる者と観る者双方の質的向上をもたらしている。さらに、新人作家や若手劇団の活動支援にも積極的に取り組むなど、同協会の活動が今日の演劇の普及発展に及ぼした影響は計り知れない。
    同協会の設立以来現在に至るまで事務局長として中心的役割を担い、大阪における演劇の普及発展のために活躍している。

1995年度(平成7年) 大阪文化賞受賞者

能村龍太郎(のおむらりょうたろう)
能村龍太郎
  • 分野
    文化振興
  • 受賞理由
    太陽工業株式会社の会長として、「知識の組織化」をモットーに掲げるユニークな経営方針を打ち出し、同社を膜面業界の世界最大企業に育て上げる一方、大阪財界人として、豊かな発想と果敢な行動力で幅広く活動し、「御堂筋パレード」「大阪コレクション」など、数々の大阪の国際文化事業の企画運営に携わり成功に導いた。
    加えて、府が主催する「なにわ塾」の企画運営委員を務め、また私塾「能村塾」を主宰するなど、大阪の文化を担う人材の育成にも情熱を傾けている。

1995年度(平成7年) 大阪芸術賞受賞者

新宮晋(しんぐうすすむ)
新宮晋
  • 分野
    彫刻
  • 受賞理由
    昭和41年ミラノで最初の彫刻作品を発表し、以降風や水の力で動く彫刻作品を創作し、独自の新しい造形美術を作り上げた。
    欧米の各都市を巡回した作品展「風のサーカス」が、各地で大きな反響を呼び起こしたほか、ソウルオリンピック記念公園に設置された「羽ばたき」や、関西国際空港ターミナルビル内に設置された「はてしない空」をはじめとする、地球を舞台にした数々の作品はいずれも国際的に高く評価されている。
    現在も関西を拠点に意欲的な創作活動を展開し、造形美術の向上発展に大きく貢献している。

1995年度(平成7年) 大阪芸術賞受賞者

三代 吉田簔助(よしだみのすけ)
三代 吉田簔助
  • 本名:平尾勝義
  • 分野
    文楽
  • 受賞理由
    昭和15年、7歳で三代吉田文五郎に入門し、以来厳しい教えを受けて研鑽に励み文楽人形遣いとして独自の芸域を拓いた。
    特に、女方の人形遣いとしてのその芸風は、華麗にして繊細であり、内面の心理描写にも優れ、その卓越した豊かな表現は、多くの人に深い感銘を与えている。
    また、後継者の指導育成にも惜しむことなく力を尽くしており、大阪の誇る伝統芸能「文楽」の伝承発展に大きく貢献している。

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