大阪文化賞

1996年度(平成8年) 大阪文化賞受賞者

梅渓昇(うめたにのぼる)
梅渓昇
  • 分野
    日本史
  • 受賞理由
    明治政治史、大阪文化史、学問史などで、多数の著作を発表、学界で指導的な役割を担う。
    含翠堂、懐徳堂、適塾を中心とした大阪学問史に関する研究で大きな業績をあげ、また適塾記念会理事としてその顕彰に尽力する。
    軍事史を視点に入れた明治の関西地域の実証的歴史研究など、大阪を軸においた研究活動で、大阪文化の発展に大きく貢献した。

1996年度(平成8年) 大阪文化賞受賞者

四代 大江巳之助(おおえみのすけ)
四代 大江巳之助
  • 本名:大江武雄
  • 分野
    文化振興
  • 受賞理由
    昭和5年に人形浄瑠璃文楽座に入り、昭和10年に文楽座付人形師となって以来、今日に至るまで、文楽人形の首(かしら)の制作を一手に引き受けており、数々の名作を生んだ。
    かけがえのない裏方として文楽を支え続けてきた功績は広く認められており、大阪文化の振興に大きく貢献した。

1996年度(平成8年) 大阪芸術賞受賞者

陳舜臣(ちんしゅんしん)
陳舜臣
  • 分野
    文芸
  • 受賞理由
    大学助手、英語教師、家業の貿易業などを経て、小説を書き始め、昭和36年「枯草の根」で江戸川乱歩賞を受賞、その後、推理小説や中国歴史小説など、幅広く優れた作品を発表し昭和44年には、「青玉獅子香炉」で直木賞を受賞した。また、昭和47年の日中国交回復前後から、作品を通じて中国の歴史文化を新鮮な視点で紹介し、同文同種観の上に立つ従来の日本人の中国観の是正に影響を及ぼしたといわれる。
    小説以外にもスケールの大きな長編中国紀行、評論を執筆するなど、関西を中心に多彩な文芸活動を展開している。

1996年度(平成8年) 大阪芸術賞受賞者

三代目 桂春団治(かつらはるだんじ)
三代目 桂春団治
  • 本名:河合一
  • 昭和5年生まれ
  • 分野
    落語
  • 受賞理由
    「上方落語の灯りは消えた」といわれた終戦直後の上方落語の衰退の時期に、サラリーマンから落語家に転身、3代目米朝、5代目文枝、故6代目松鶴らとともに、上方落語の再興に努め、今日の隆盛の基を築いた。
    落語ひとすじに精進をかさね、端正で緻密な中に舞踊などの幅広い素養に裏打ちされた艶のある芸風で多くの観衆を魅了する。
    昭和53年から58年まで上方落語協会会長を務め、若手の育成と古典落語の普及にも力を尽くすなど、上方落語の振興に大きく貢献した。

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