大阪文化賞

1998年度(平成10年) 大阪文化賞受賞者

岡田善雄(おかだよしお)
岡田善雄
  • 昭和3年生まれ
  • 分野
    細胞工学
  • 受賞理由
    特殊なウイルス(センダイウイルス)を使うと人間とネズミの細胞融合をはじめ、いろいろな組み合わせの細胞融合が人為的に行われることを発見し、昭和32年に世界初の細胞融合に関する論文を発表して世界的な反響を呼んだ。
    昭和55年にはこれまでの集大成ともいえる「細胞融合現象の解析と細胞工学的応用の研究」で恩賜賞・日本学士院賞を受賞。さらに先駆的業績が評価を受け昭和62年文化勲章を受章した。
    現在、千里ライフサイエンス振興財団理事長として大阪を拠点に活躍している。

1998年度(平成10年) 大阪文化賞受賞者

佐治敬三(さじけいぞう)
佐治敬三
  • 大正8年生まれ
  • 分野
    文化振興
  • 受賞理由
    企業の社会・文化活動の重要性を早くから提唱し、昭和54年サントリー文化財団を設立。社会科学・人文科学の分野における国際的・学際的研究への助成活動や、学芸賞・地域文化賞などの顕彰活動を通じて、学術の発展・文化の向上に貢献するとともに、国際シンポジウム等を開催し、大阪の文化的地位の向上にも尽力する。
    また、サントリー音楽財団の理事長を始めとする、数多くの文化団体の役員としても意欲的かつ幅広い活動を展開している。

1998年度(平成10年) 大阪芸術賞受賞者

藤本義一(ふじもとぎいち)
藤本義一
  • 昭和8年生まれ
  • 分野
    文芸
  • 受賞理由
    大学在学中からラジオドラマの脚本を書き始め、昭和32年「つばくろの歌」で芸術祭文部大臣賞を受賞。その後、ラジオ、テレビ、映画、舞台のシナリオなど多数執筆。「法善寺横町」などこれまでに手がけた作品は、3,000本以上にのぼる。
    昭和40年ころからは小説も発表し、昭和49年には「鬼の詩」で直木賞を受賞した。
    また、若手漫才師や若手作家の育成(笑の会)、新しい時代の笑いの創成の試みなど、大阪を拠点とした多彩な文化活動を展開している。

1998年度(平成10年) 大阪芸術賞受賞者

吉田文雀(よしだぶんじゃく)
吉田文雀
  • 本名:塚本和男
  • 昭和3年生まれ
  • 分野
    文楽
  • 受賞理由
    昭和20年文楽座入座、昭和25年吉田文五郎門下となって以来、文楽人形遣いとして常に研鑽に励み、浄瑠璃の詩章の深い理解の上に立って人物を的確に表現する。
    また、辛抱立ち役、二枚目をはじめ多彩な役柄をこなし、特に「新薄雪物語」の梅の方など武家女房役では抑制の効いた格調ある演技が高く評価されている。
    また、昭和38年から長年にわたって首(かしら)割り委員を務め、大阪が誇る伝統芸能「文楽」の伝承発展に大きく貢献している。

※各ページに記載の写真及び記事の無断使用・無断転載を禁じます。


検索