大阪文化賞

1999年度(平成11年) 大阪文化賞受賞者

川島康生(かわしまやすなる)
川島康生
  • 昭和5年生まれ
  • 分野
    医学
  • 受賞理由
    わが国の心臓外科学界の権威であり、人工臓器や複雑心奇形の外科治療に関する研究では世界的な業績がある。
    大阪大学等で長年にわたって後進の育成に貢献し、大阪大学附属病院長、国立循環器病センター病院長、同総長等の要職を歴任した。
    また、心臓移植においてのわが国のパイオニア的存在であり、まだ心臓移植に対して、社会的認識が乏しい時代において、自身はもとより子弟を積極的に海外への研修に派遣して研究に努めるなど、脳死移植元年となった現在の礎を築いた。

1999年度(平成11年) 大阪文化賞受賞者

吉鹿德之司(よしかとくのすけ)
吉鹿德之司
  • 昭和4年生まれ
  • 分野
    文化振興
  • 受賞理由
    戦後の復興期に、芸術文化活動の拠点として開館したサンケイホールに入社して以来、長年にわたり映画、演劇、コンサート、リサイタルなど各種催物の企画制作とホール運営に携わる。
    常に「本物」を求め「さわやかな感動」による心のつながりと豊かさをめざし、制作活動に情熱を注ぐとともに、新人発掘や若手の育成にも尽力してきた。
    また、異なったジャンルの交流により芸の広さや深さを追求するなど、旺盛な研究心と行動力への評判は高く、舞台芸術の振興を通して多くの人々に心の潤いと安らぎを与えたその功績は大きい。

1999年度(平成11年) 大阪芸術賞受賞者

大槻文藏(おおつきぶんぞう)
大槻文藏
  • 昭和17年生まれ
  • 分野
    能楽
  • 受賞理由
    昭和22年「鞍馬天狗」の稚児で初舞台、以来、数々の舞台をつとめる。父、一門と協力して大槻清韻会能楽堂を再建。以後、同門を指導する傍ら、東西能楽師を招聘し、「大槻能楽堂自主公演」を企画。低料金で質のよい面白い能を提供することにより新しい観客層を開拓した。
    また、新作能の企画・上演につとめるとともに関西能楽研究グループと協力して復曲活動を積極的に展開し、各地で公演するなど、舞台人としてのみならず、その優れた企画力と指導力によって能楽界の発展に大きく貢献している。

1999年度(平成11年) 大阪芸術賞受賞者

二代目 片岡秀太郎(かたおかひでたろう)
二代目 片岡秀太郎
  • 本名:片岡彦人
  • 昭和16年生まれ
  • 分野
    歌舞伎
  • 受賞理由
    十三世片岡仁左衛門の次男として生まれる。
    父の薫陶を受けて修行を積み、上方歌舞伎の古風な風情を身につけ、関西ばかりでなく歌舞伎界にとっても得難い女形である。
    二枚目に持ち味を発揮し、関西在住の数少ない歌舞伎役者として舞台で活躍する一方、上方歌舞伎の継承に尽力。平成9年には、「関西歌舞伎中之芝居」を旗揚げし、埋もれていた上方狂言の復活を試み注目を集めた。後進の指導にも熱心で、若手役者育成のために開設された「上方歌舞伎塾」の主任講師を務めている。

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