大阪文化賞

2000年度(平成12年) 大阪文化賞受賞者

上田篤(うえだあつし)
上田篤
  • 昭和5年生まれ
  • 分野
    都市計画
  • 受賞理由
    生活空間学という視点から、自動車から京の町家など種々のすまい、橋、鎮守の森、都市、国土にいたるまで幅広く研究し、数多くの著作や講演活動を通して文化的な生活空間の構想を広める。
    1970年に大阪で開催された万国博覧会には企画段階から参加し、氏の建築設計作品「万国博お祭り広場」は日本建築学会特別賞を受賞するなど大阪万博を特徴づけるものとなった。
    また都市の発生と海との関係に着目し、早くから水辺の復興や海民の芸能活動の重要性を説くなど、大阪のまちづくりに影響を与えている。

2000年度(平成12年) 大阪文化賞受賞者

木南道孝(きなみみちたか)
木南道孝
  • 大正9年生まれ
  • 分野
    スポーツ振興
  • 受賞理由
    1952年のヘルシンキオリンピックに陸上競技で出場し、選手生活引退後は、後進の指導とスポーツの普及振興に献身的な活動を続けている。
    昭和57年には、世界のトップランナーを迎え世界有数の女子マラソン大会に発展した大阪国際女子マラソンの開催を実現させ、また平成9年開催のなみはや国体の成功のため尽力し、大会への外国人の参加問題について関係方面に働きかけ、実現にいたっている。
    2008年大阪オリンピック招致では、国際競技大会の開催や、多方面に協力を求める中心的な役割を果たしている。

2000年度(平成12年) 大阪芸術賞受賞者

奈河彰輔(なかわしょうすけ)
奈河彰輔
  • 本名:中川芳三
  • 昭和6年生まれ
  • 分野
    歌舞伎
  • 受賞理由
    松竹株式会社入社以来、長年にわたって歌舞伎の興行及び企画・製作に携わり、特に埋もれた古典歌舞伎の復興を試み、脚色・演出により、新しい歌舞伎作品を再創造することに力を注いできた。
    約200本を補綴・製作しているが、特に平成5年に大谷竹次郎賞を受賞した「慙紅葉汗顔見勢」(はじもみじあせのかおみせ)は大好評を博して市川猿之助の代表作となり、また現在は「大阪松竹座」内に開設され上方歌舞伎の再興をめざした「上方歌舞伎塾」の塾長を務めるなど、平成の歌舞伎を支え創生するために意欲的に活動している。

2000年度(平成12年) 大阪芸術賞受賞者

森南海子(もりなみこ)
森南海子
  • 本名:松村南海子
  • 昭和8年生まれ
  • 分野
    服飾
  • 受賞理由
    高等学校を卒業後、独学で服飾デザイナーの技術を習得し、更生服をリ・フォームと名付けて、一度身につけたものへの愛着を訴えてきた。
    使い捨て時代の風潮の中で、古いものに手を加えて、新しいものにはない贅沢さを味わえる服づくりを追求し、お金をかけない本当の“おしゃれ”として高い評価を受けている。
    難燃繊維を使った衣服の製作や点字の洋裁手引書、エッセイ執筆、千人針や漁農村の仕事着等の収集などを手掛け、また、縫い物を通して障害や病気、老いと向き合う日常の暮らしについて意見交換を続ける活動を行っている。

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