大阪文化賞

2018年度(平成30年) 大阪文化賞受賞者

朝井 まかて(あさい まかて)
  • 分野
    文学
  • 受賞時職名
    作家
  • 受賞理由
    氏は、平成30年2月、民話をストーリーに取り入れた『雲上雲下』(徳間書店)を発表し、江戸文化や風俗を描いたこれまでの作品とは一線を画す、新境地を開かれました。
    その後、同年7月には、江戸時代最大の贈収賄スキャンダル「辰巳屋一件」を題材に、大坂商人の気質や生き様、そして当時の風俗を瑞々しく描き出し、政治や上方と江戸の経済の問題などが絡み合う、歴史エンターテイメント作品『悪玉伝』(KADOKAWA)を発表し、多くの読者から高く評価されました。
    また、現存する作品や史料が少ない北斎の娘「お栄(応為)」の人物像を、確かな存在感を与えて作り出した、平成28年3月の著作『眩』(くらら)(新潮社)は、平成29年9月18日にNHKでドラマ化(『眩(くらら)~北斎の娘~』)され、話題を集めました。
    このように、氏は、大阪を拠点に、上質の話題作をハイペースで発表し続けるなど、大阪から日本の文学発展に寄与するとともに、大阪の文化振興への貢献は極めて大きく、今後の更なる活躍を期待して大阪文化賞を贈ります。

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