大阪文化賞

2020年度(令和2年) 大阪文化賞受賞者

公益財団法人山本能楽堂(こうえきざいだんほうじんやまもとのうがくどう)
  • 分野
    能楽・文化振興
  • 受賞理由
    公益財団法人山本能楽堂は、文化庁から文化芸術による子供育成総合事業(芸術家の派遣事業)の委託を受け、令和元年8月から令和2年9月にかけ、大阪府下の約80の学校において、能楽のほか様々な分野の芸術家を派遣し、次代を担う子どもたちに大阪の伝統芸能をはじめとする文化・芸術の魅力を伝える活動を展開しました。
    また、令和元年9月には、百舌鳥・古市古墳群が世界文化遺産に登録されたことを記念したイベントの一環として、新作能「水の輪」を藤井寺市の津堂城山古墳において、地元住民の参加のもと上演しました。
    そして、同年9月から10月にかけ、長年交流を続けているブルガリア共和国において、森の再生をテーマにSDGsの実現に取り組む新作能「オルフェウス」を地元の人々とともに上演したほか、3か国5都市において公演を行い、海外と積極的に文化交流を図りました。
    さらに、新型コロナウイルス感染症という災禍において、多くの舞台芸術家が上演の機会を失う中、緊急事態宣言が解除された直後の令和2年6月には、全国に先駆け公演の場を提供するとともに、その後も様々な分野の芸術家とともに継続して公演を実施するなど、感染症対策を行いながら大阪の文化芸術の灯を絶やさぬよう取り組んでこられました。また、海外との往来が制限される中、ヨーロッパ最大の演劇祭である「シビウ国際演劇祭」にオンライン参加するなど、コロナ禍においても文化活動を継続し、大阪の文化を世界に発信されました。
    このように、同法人は、大阪の文化の継承、発展に寄与する活動を展開するとともに、大阪から世界へ日本文化を積極的に発信するなど、大阪の文化振興への貢献は極めて大きく、今後のさらなる活躍を期待し、大阪文化賞を贈ります。

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